グラウトホール

水門や樋門・樋管の維持管理において、最も重要な底版下の空洞量調査・グラウト材の注入作業の省力化・低コスト化を目指して開発しました。函体またはボックスカルバートや橋脚、建築物に至る様々な構造物にも応用できます。

グラウトホール (NETIS登録番号QS160037-A 特許番号 第6512480号)

グラウトホールの機能

    • 1. 土砂浸入防止機能

      沈下計測ロッドの沈下補助材が、土砂の浸入を防止します。

    • 2. 役割分担機能

      沈下計測とグラウト注入は別々の内管で行います。
      沈下計測管(左)/グラウト注入管(右)

    • 3. 外水浸入機能

      グラウト注入管の逆止弁が外水の浸入を防止します。

    グラウトホールの特長

    • 1. 安定した動作性

      沈下計測ロッドには沈下補助材が取り付けられており、計測時には地下水や土砂の噴出しを防止し、空洞発生時には確実に地盤に追従します。

    • 2. 充填の確実性

      グラウト管と沈下計測ロッド・保護管を別々にすることで、グラウト時に障害物が無く空洞全体に確実にグラウト材の充填が出来ます。

    • 3. 計測スピードの向上(コスト圧縮)

      オート機能を組み合わせて(オートグラウトホール)、内水や堆積土砂等の影響を受けずに容易に計測することができコスト縮減が期待できます。

    • 4. ステンレスの耐久性

      構成部品のほとんどがステンレスなので、耐久性に優れています。

    • 5. 噴出物の抑制機能

      沈下計測ロッド側には沈下補助材・グラウト注入口には逆止弁を設けていますので、地下水や砂の噴出抑制機能があります。

    • 6. 様々な現場条件に対応

      構造物のフーチングに合わせて自在に高さの設定が可能です。また、本体を分割式に出来るため、様々な現場施工に対応できます。

グラウトホールの設置例

柔構造樋門                    水門

橋脚                       埋設ボックス

グラウトホールの仕様・寸法

標準寸法 (長さ=L/単位=mm)
370 400 450
500 550 600
650 700 750
800 850 900
1000 1050 1100
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