インフラ予防保全対策としての製品開発に取り組んでいます
大型化する自然災害などに対する「防災・減災」並びに施設等の「維持管理」や「長寿命化」に貢献する製品の開発を目指しています。
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グラウトホール (監査孔・調査孔)
グラウトホールは水門・樋門の底版下空洞量を計測する調査孔で、水門や樋門・樋管の維持管理において最も重要な底版下の空洞量調査・グラウト材の注入作業の省力化・低コスト化を目指して開発しました。 -
オートグラウトホール
既存のグラウトホールの沈下板ロッドにワイヤーを設置した地盤変位量計測器です。計測箱の示度(ワイヤー長)で、堤防機能低下の一因である樋門下部空洞量をいつでも把握できます。 -
空気抜孔(点検孔)
海岸堤防及び河川堤防の天端部に設置するもので、津波来襲時の堤体内水位上昇に伴う揚圧力対策として堤体内空気の排気孔の役割を果たすほか、堤防天端部の空洞化維持管理も兼ね備えた点検孔です。
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プレキャスト樋門
弾性接合方式は、接合部の弾性と水密性を確保し、本来の柔構造樋門を実現させる分散型変位差処理を採用した構造形式です。地盤沈下と変位に対する追随性が高く周辺堤防および函体の安全性を向上させます。